サイト開設から2年。ついに日記ページをブログに移行。誰得?な妄想などを書き連ねます。腐女子要素が多分に含まれておりますので、苦手な方はお戻りください。
このブログは一部、公式の情報を元にはしていますが、ほぼ管理人の妄想です。
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騎士団パロの続編を書こうと思ったのに、いつも使ってるメールシステムが使えなくて、執筆もできないのでこっちで先日の妄想小ネタを投下することにしました。
そろそろあっちのメールシステムから別のに移し時かな……。
葛さんの女/体/化が許せる方と葵/葛推奨の方のみ「つづき」から進んでください。
あ、あと、めっちゃくちゃ長くなっちゃいました(笑)
「阿/片/窟~」の一部を見てから思いついた妄想です。
本編では潜入当日が新月となていましたが、ちょっと変えます。
単に、葛さんを女装ではなく、女の人にしたかっただけなんです。
そしてにょた化させたら弱々しくて可愛くなるという予想を覆すほど逞しく敵を倒してくれる葛さん希望。ま、すべて自分の妄想だからなんでもありなんだけどな★
というノリです。すいません……。
・道館?に忍び込むことになった桜井機関の四人。チーム分けは本編と同じ。
・潜入するはいいが、敵に気取られ失敗。しかも雪菜が敵に連れ去られる。
・翌日、早朝に桜井さんと話し合いを持つが、状況は最悪。
・今回の標的は阿片の取引から人身売買まで手広く闇商売を行っている組織。雪菜が連れ去られ、人身売買の商品として売られるまで時間がないとうこと。最悪、今夜には取引が行われる可能性があるという。
・しかもさらに最悪なのは、敵の潜伏場所が一切わからないということ。
・棗は雪菜を守れなかったことを激しく後悔する。
・「なにか手はないのか」と葵。
・「手は、ないことはない」と桜井。
・今回標的にしている組織は、貧しくて子どもを売るしかない農民からも取引を請け負っており、その末端の買い手の居場所は突き止めているらしい。
・「囮を売って、そのまま取引場所まで案内してもらえばいい。ただし、今晩中にカタをつけられなければ、今回の作戦は完全な失敗だ」と桜井。
・「だけど、“囮”って……。無関係な女の子を囮にして売るなんて……!」とうろたえる葵。
・桜井は眼鏡をクイ、とかけ直して葛を見る。
・「確か、今晩は満月だったね。準備はどのくらいかかる?」
・「一時間あれば十分です」と葛。
・「ならば、一時間後に迎えをやろう。棗、君には妹を売りに来た男の役をやってもらう。葵、君は尾行役だ。いいな」
・「ちょ、ちょっと待って下さい!まさか、葛を囮にするつもりですか!?こいつの女装は確かに綺麗だが、貧しくて売られにくる娘が着物なんか着ていたら怪しまれますよ!」
・「問題ない。時間がないんだ。早速準備に取りかかってくれ」と桜井。
・困惑する葵を小突く葛。「問題はない。行くぞ」そう言われて葵はしぶしぶ立ち上がる。
・写真館に戻った葵と葛。葛は二階の物置を漁り始める。葵は尾行に備えて準備をする。
・招集の時間が迫り、自室に籠もったまま出てこない葛を葵が呼びに行く。ノックをして扉を開いた葵の足下に銃弾が転がってくる。
・「おい、葛。弾が一発落ちて……た……」
・天窓から差し込む光に透ける肌を惜しげもなく晒し、鏡の前でヘアピンを挿す女性に、葵は頭が真っ白になる。
・「え、あれ、葛、は……?」
・「ここにいるだろう。すまない、時間だな」
・聞こえてきた声は明らかに女性のものなのに、口調は葵の知っている葛そのものだ。
・袖のないチャイナ服、七分丈のズボンを着ている。
・「本当に、葛か……?」
・「ああ。……体格が違うと言いたいんだろう?当然だ。今の俺は女だからな」
・「女……?」
・「俺は満月の日だけ性別を変えることができるんだ。瞬間移動とは別の、もう一つの能力だ」
・そう言って、葛は鏡の前から立つと、短いベルトのホルダーに銃を収納し、葵から銃弾を受け取って別のポケットにしまった。
・「これはお前に預けておく。合流後、返してくれ」
・部屋を出て行く葛を追って葵も階下へ戻る。いつもより華奢な後ろ姿に不安を覚えた葵は葛に声をかける。
・「無理するなよ」
・「雪菜を取り返しに行くんだ。多少の無理はする」
・「だけど、それでお前が傷ついたんじゃ……」
・葛はため息をついて振り返る。「わかった。気を付ける」その時の表情が葵にはなんとなく微笑んでいるように見えた。仕方ないな、というふうに。
・そして棗と合流し、手筈通りに葛を囮にして組織の潜伏場所を突き止める。
・似たようなつくりの道館をアジトにしていた組織。日が暮れてから突入する葵と棗。
・その頃、葛は雪菜や他の娘たちが、売買の前のお楽しみと称して襲われそうになるのを妨害するため、男達を誘惑して引きつける。
・気絶したままの雪菜は倉庫のような場所に放置され、意識のある娘と葛は本館に移される。
・なんとか他の娘に手を出さないように男達を引きつけるが、言葉や酒だけでは限界が訪れ、ついに葛は身体で引きつける決意をする。
(・スパイ学校で男を誘惑したり、女を満足させたりする技術を学んでいる筈なので)
・チャイナ服を着たまま、ズボンを脱ぎ、素足を晒して誘う。単純な男どもは葛さんに釘付け。
・男の手が直に触れる感覚に固まる。反射的に葵の顔を思い浮かべる葛。
・“怖い”と思う心を押さえつけて、両手両足を拘束されるのをあまり抵抗せずに受け入れる。
・けれど、欲情した目でなぶるように見られ、さらに欲望をありありと見せつけられ、ついに恐怖が勝る。隙をついて拘束から逃れると、得意の合気道で男達を投げ飛ばしていく。娘達を逃がしつつ、応戦する葛。
・狭い通路をなんとか抜けて、娘達を外へ逃がす。雪菜を探すために屋内へ戻った葛は阿片に酔った男の集団に捕まり、窮地に陥る。
・ちょうどその時、外へ通じる扉が開かれ、葵が現れる。
・葵の援護を受け、なんとか拘束から逃れる葛。
・「すまん!遅くなった!」
・(安堵と恐怖を押し隠しながら)「本当だ、馬鹿者。雪菜は!?」
・「まだ見つかっていない」
・「離れにある倉庫だ。移動させられていなければそこにいる」
・「わかった。ここの奴らは、無視してもいいよな」
・「問題はないはずだ。行こ……ぅっ!!」
・「葛……?」
・「足、を……捻ったみたいだ。さっき、掴まれた時に……」
・「なんだって!?」
・「いい。大丈夫だ、歩ける。早く行こう」
・「無理するな。いいから、俺の肩に掴まれ」
・「しかし……」
・「いいから」
・しぶしぶ葵の肩に手を回すと、膝裏に手を回されて抱きかかえられてしまう。
・「ちょっ、葵!?」
・「足手まといが嫌なら大人しくしててくれよ!」
・そんなこんなで棗とも合流。足をくじいた葛さんは葵さんから棗へパス。
・離れへ向かう通路。葛を抱えた棗の前を葵が走っていたが、後方から追っ手。それに気づいた葛は、チャイナ服の裾を捲ると、葵から受け取っていたホルスターから銃を抜いて後方へと発砲する。銃を取り出してから発砲するまでの間は3秒足らず。
・いきなり頭の横で発砲された棗は顔をしかめ、葛はそれに気づいて「あ……すまない」と謝る。
・「いや、構うな。俺は手が離せないから、後ろはお前に任せるよ」
・ちなみに、このときの葛さんの体勢は、棗にお姫さま抱っこされつつ、上半身は起こして棗に抱きついているような状態。葵さん嫉妬(笑)
・やがて離れに到着。中は薄暗い。離れの扉の内側で葛は棗に自分を下ろすように言う。
・「ここから先は、俺は足手まといだ。俺はここで追っ手を足止めしておくから、その間に雪菜を」
・二人は頷いて離れの奥へ。数分後、雪菜を連れて戻ってくる。
・「雪菜は?無事か!?」
・「ああ!今は気絶してるけど、怪我はないようだ」
・「そうか。間に合ってよかった」
・ほっとしたのもつかの間。追っ手の攻撃にまじって離れに小さな個体が投げ込まれる。→手榴弾
・気づいた葛が咄嗟にそれを掴みに銃弾の嵐の中へ身を投じる。葵と棗は慌て、葵はサイコキネシスで葛のまわりにバリアーを張る。葛は葵の援護を受け、追っ手の集団を見据えて手榴弾を能力によって送り返す。
・追っ手の集団のど真ん中で爆発。
・葵「ったく、ひやひやさせるなよ」
・葛「すまない。だが、ああしなければ俺たちが爆発で吹き飛んでいたぞ」
・葵「それは、まぁ、そうだけど……」
・棗「とにかく、今はここを離れることが先決だ。行こう」
・棗に促され、移動を開始する。が、足をくじいていたことを忘れていた面々。棗は気絶した雪菜を抱えているため、棗に葛を運んでもらうことはできない。
・「大丈夫だ。このくらい、走れないわけじゃ……」
・強がる葛さんの前に背中を向けてしゃがむ葵。
・「ほら、掴まれよ」
・しぶしぶおんぶしてもらう葛さん。
・道館の敷地を抜け、近くの川に待機していたボートへ向かう。ボートには壱師が待機。
・先に棗と雪菜が到着する。しかし、追っ手の放った攻撃で桟橋が崩れ、葵と葛は取り残される。
・葵の背から拳銃で応戦していた葛は葵の呼びかけに前を向く。
・「暗いが、跳べるか?」
・「跳んでみせる。行くぞ……!」葛の能力でボートの上に瞬間移動。
・……するけど、暗かったせいで目標地点からちょっとずれてボートの舳先へ。
・葵の背中から飛び降りた葛は咄嗟に腕を伸ばしてボートから落ちそうになる葵を捕まえる。
・「くっ、葵……っ!!」
・すぐに棗が後ろから手を伸ばし、二人がかりで葵を引き上げる。
・葵「あっぶねー……!ありがとな、葛、棗」
・棗「一瞬、血の気が引いた。だが、これでなんとか逃げ切れたな」
・葵「だな。……っと、そうだ、葛」
・葛「なんだ」
・葵「肩、見せてみろよ。痛めてるんだろ」
・葛「なっ、……大丈夫だ」
・葵「我慢するなって」と言いつつ、葛の腕を掴む。顔をしかめ、思わず腕を引こうとする葛。
・葵「こんな細い腕であんなに銃を乱射してたんだ。そりゃ肩を痛めるよな」
・優しく触れられ、葛は無意識に鼓動を高鳴らせる。
・葵「棗、そこの救急箱を取ってくれ。ほら、葛、手当してやるから」
・葛「いい。自分でできる」
・そう言って、壱師から服を受け取り、着替えを始める。チャイナドレスの下からスラックスに足を通す。その時、白い太ももが晒されて、ハッとする葵と棗。
・葵「ちょ、葛!ちょっとタンマ!今むこう向くからちょっとだけ待ってくれ!」
・葛「ボートの上で暴れるな。そのままで問題ない」
・言いつつ、着々と着替えを進める。チャイナドレスの下から手を入れてブラの紐をほどき、チャイナドレスのボタンを外していく。
・葵「かかか葛っ……!!」
・面白いほどうろたえる葵。だけど目を逸らそうとはしない男の子(笑)
棗は冷静にそっぽを向いている。
・バサッ、とチャイナドレスを剥ぐ。が、その時にはすでに元の男に戻っている葛。女性であった名残など欠片もない。
・葛「だから“問題ない”と言っただろう?」淡々と包帯を巻いて、ワイシャツを羽織る。
・葵ははめられたとか、うろたえていた自分が恥ずかしいとかで赤くなった顔を押さえて小さくなる。
・葛はその様子を見て、小さく笑みを浮かべた。
以上。
あれ?どこかで葵さんのピンチを、ジャンピング回し蹴りで助けてくれる葛さんがいた筈なんだけど……。
あ、それは別のネタかもしれない。
ともあれ、ここまでしょうもないネタを読んで下さった方、ありがとうございましたv
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