サイト開設から2年。ついに日記ページをブログに移行。誰得?な妄想などを書き連ねます。腐女子要素が多分に含まれておりますので、苦手な方はお戻りください。
このブログは一部、公式の情報を元にはしていますが、ほぼ管理人の妄想です。
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ペ/ル/ソ/ナパロ(今後ペルパロとします)って、もしかして現代パロも兼ねるのか……?
とりあえず、昭和初期の時代設定でネタを書き続けるのは、とても難しいので、勝手に現代パロにしちゃいましょう!
とはいえ、今は思い浮かんだシーンが書ければいいので、詳しい設定は保留。期待してた方、いたらすいません(苦笑)
葵さんと葛さん
→雑誌記者と警察官……を目指す大学生(笑)
雪菜
→お嬢様学校に通う女子高生。
棗
→高千穂家に使える使用人兼ボディーガード。
お兄様
→とある会社の支社長。
久世
→お兄様の秘書。
西尾
→葛さんの幼馴染み。葵さんのライバルwww
静音
→葵さんの幼馴染み。現在は入院中。
風蘭
→雪菜の学校や葵さんたちの大学に出入りする売店の娘。
「つづきをよむ」に小ネタ置いておきます。
このネタの需要って彩雅だけじゃないのか……?(笑)
◇
授業が終わってたまたま一緒に帰っていた葵さんと葛さんは、大きな地震に見舞われ、一旦意識を失う。
目が覚めて辺りを見回すと、街の上空は奇妙な色で覆われていて、異様な空気に町全体が包まれていた。
とにかく、誰かいないか探してみよう。ということで探索を始めたところで棗と雪菜に会う。
これはどういうことなんだ、と議論を交わしているうちに悪魔(いわゆるモンスターですね)が現れてピンチ!
という状況設定
「お嬢様っ!」
棗が雪菜を庇い、駆け寄る。葵はすぐ傍にあった工事現場を指して叫んだ。
「中へッ!!」
敷地内へ逃げる四人。無人の事務所を背後に、棗は雪菜を守りつつ後退する。葛は資材の鉄パイプを手に、悪魔と応戦の構えを見せる。
「葵ッ、なんとか逃げ道を探せ!ここは俺が食い止める!!」
葵は必死に逃げ道を探す。敷地の端に裏口を見つけ、雪菜と棗をそちらへ誘導する。
「葛!こっち……っ」
葵が葛を振り返った時、ギャアギャアと、悪魔がけたたましく鳴いた。次の瞬間、葛の身体が真横に吹っ飛び、壁に打ち付けられ動かなくなる。
ざぁっ、と葵の頭の中が真っ白になった。
「葛……っ!?」
悪魔は遠くに逃げた葵たちよりも、倒れた葛に群がろうとする。
「葛……葛ぁっ!!」
「待て、葵っ!!」
「葵っ!!」
葛に駆け寄ろうとするも、悪魔が立ちはだかる。吹っ飛ばされる葵。
その間にも、悪魔は葛を囲って今にも食いかかりそうだ。葛は目を覚まさない。
立ち上がった葵は渾身の力で叫ぶ。
「やめろぉぉぉぉぉぉっっ!!!!」
――我は汝、汝は我
我は汝の心の海より出でし者――
次の瞬間、葵の周囲に炎が巻き起こり、それは一気に勢いを増して葛を取り囲んでいた悪魔を焼き尽くす。
何が起こったのかわからない葵。それは見ていた雪菜や棗も同じで、しばらく呆然としていたが、倒れていた葛が小さく呻き声をあげたので、我に返った葵がいち早く葛の元へ駆けつける。
大事はなかった葛。一同はひとまず安堵し、葵に起きた事象についても葵自身が理解できていなかったため、これについても保留することにした。
とにかく、安全な場所を探して四人は行動することに。
人のいそうな場所を目指して歩き出す四人。
静音を心配した葵の提案で病院へ行ってみることに。
しかし病院は悪魔の巣窟になっていた。
ペルソナ発動のコツを掴んだ葵を中心に悪魔を退治していく。だが……。
「くっ……!?」
「葵!?どうした!!」
「頭が、くらくらして……力が、入らない……っ!!」
「なんだと……っ!?」
「大変っ!挟み撃ちにされたわ!!」
通路の前後を悪魔に挟み撃ちにされた四人。
膝をつく葵を背後に庇って、葛は葵の前に立つ。
物理攻撃が効かないことはわかっていたが、なんとか切り抜けなければならない。自分が囮になることも覚悟しながら悪魔と向かい合う葛。
棗もまた、雪菜を背後に庇いながら悪魔との間に立つ。
悪魔が大きく腕を振り上げた。葛はその動きを見極めようと目に力を込める、が、その視界を遮るように何者かの背が立ちはだかる。
「葵っ!?」
それは立つのもやっとの状態の葵だった。疲弊しきった様子で、それでも葛に向ける笑みはいつもと変わらない。
「葵、どけっ!!」
「嫌だね!!」
葛の前に立ち、苦しいのか、胸を掻きむしるようにシャツを握りしめて葵は言う。
「なぁ葛。俺がここで踏ん張ったら、お前、俺のこと惚れ直してくれるだろ?」
「バカなことを言ってないで、葵、いいからそこを……」
「守りたいんだよ、俺は。惚れすぎて、自分の命よりも大事な、好きになった奴を」
「葵っ!?」
「いっくぜぇぇぇ!!」
葵の体を青白い光が包む。ペルソナを召喚し、魔法の炎を放つ光。
がくりと揺らぐ葵の身体。葵の頭上に現れたペルソナの姿も安定しない。
葛はいい知れない不安に駆られた。
――駄目、だ……。このまま葵に戦わせては駄目だ……!!
「葵っ、やめろ……。葵っ、葵ぃぃぃぃっっ!!」
次の瞬間、葛の体を青白い光が包む。反射的に頭上を見上げるとネコのような外見のペルソナがそこにいた。
呆然としていた葛。すぐに我に返ると、力を貸すというペルソナの言葉を信じ、悪魔の群れを見据える。
「葵、どけ!俺も戦う!!」
「葛……。なんだよ、お前もペルソナ出たのか。せっかく俺が守ってやって、かっこいいところ見せられるチャンスだったのに」
「何を言っている。十分に見せてもらった。だがな、」
葛は葵の隣に立つ。葵の方を見ないまま、葛は言った。
「俺は、自分の命を粗末にするような奴に惚れたりしないぞ」
「葛……?」
「少し休んでいろ。お前の話はこいつらを片づけてから聞いてやる」
「お前の返事もか……?」
葵の問いには答えず、葛は前を向く。
しかし頭上のペルソナは尻尾を葵のペルソナに絡ませて、すっかり懐いている仕草を見せていた。主人の葛が戦闘態勢に入ったのでするりと尻尾をほどいていったが、葵はその様子を見て、頬を緩ませた。
一方、雪菜を庇った棗は悪魔の一撃を受け、背中に大きな傷を負う。
「棗っ!!」
「大丈夫です、お嬢様……。俺が必ず、あなたを守ります……!!」
雪菜を腕の中に抱きしめて、棗は悪魔を見据える。腕の中の雪菜はガタガタ震えていた。
悪魔が大群となって押し寄せてくる。棗は一層強く、雪菜を抱きしめた。
――お嬢様は必ずお守りする……!!必ず!!
棗の強い意志が届いたのか、次の瞬間、棗の体を青白い光が包み込む。
頭上に現れたペルソナが発した鎌鼬で悪魔は残らず消滅した。
しかし、棗の傷からは赤い血が溢れ続ける。やがて、力を失った棗は雪菜に支えられるようにして倒れる。
「棗っ!棗、お願い、目を開けて!!」
「お……じょ、うさ……」
「棗っ……!!」
――棗が死んでしまう……。誰か、誰か……、私に彼を救う力を……!!
雪菜の祈りに呼応して、雪菜の元にもペルソナが現れる。
治癒魔法を施し、棗の傷はみるみるうちにふさがっていく。
「これは……?」
「よかった!棗……!!」
「お嬢様……?」
「あなただけに戦わせたりはしません。私も出来る限り、戦います。だから、私を一人にしないで」
「――はい、お嬢様」
四人全員のペルソナが発動したところで、一同は病院内を探索する。
しかし鍵をかけた病室は一応無事であったものの、一概に安全とはいえない。
そして、葵が案じていた静音は地震の後から行方不明になっていた。
途方に暮れる四人に葛の携帯電話が鳴る。西尾からだった。
大学に残っていた西尾は悪魔の姿を見て葛を心配し、電話してきたらしい。
多少の怪我は負ったものの、無事だと伝えると、西尾はどこかで落ち合おうと提案。
そこで雪菜が自分の学校が心配だから様子を見に行きたいと言う。
西尾とは、雪菜の学校で落ち合うことにして、一度通話を切る。
そして学校へ向かう途中、またしても悪魔の襲撃を受ける。
これまでと同様、ペルソナの力を借りて切り抜けようとしたが、悪魔のレベルが高いらしく、まるで効果がない。
やがて体力も切れてきて、再び四人にピンチが訪れる。
ここまでか……!誰もが諦めかけた時だった。
「行きたまえ」
何者かの声と共に、軍神と呼ぶに相応しい光を放ちながら剣を抜き放って悪魔の群れに突っ込んでいく一体のペルソナ。そしてその後を別のペルソナが追っていき、更なる追撃を与える。
「雪菜、棗。こんなところで何をしているんだい」
二人が声のした方を振り返ると、そこには雪菜の兄である高千穂勲が立っていた。その斜め後ろには、彼の秘書である久世も控えている。
「お兄様……!!実は、……」
「あぁ、すまん。聞いておいてなんだが、どうやらあいつら、かなりしつこい輩みたいだな。――久世」
「はい」
高千穂は悠々と四人の前に歩み出ると、特に身構えもせず、ただゆっくりと右手を前に差し出した。その横に久世も並び、左手の指先を悪魔に突きつける。
「「ペルソナ」」
二人の低音が重なって、ペルソナが発動する。
片や軍神、片や龍神の形をとったペルソナは互いの放った魔法を更に合体させて、より強力な雷撃を生み出し、悪魔の団体を一斉に消滅させた。
「これで片づいたかな。さて、雪菜。怪我はないか?」
「お兄様……。お兄様も、ペルソナを……?」
「“も”、ということは、お前もこの力に目覚めたんだな。だが、お前は無理に戦う必要はない。これは俺と久世でなんとかするから、お前は安全な場所に避難していなさい」
「“安全な場所”といっても、病院に行ってきましたが、あそこは既に悪魔の巣窟でした。大学のほうにも悪魔が出たと……」
「それなら、お前の学校に行きなさい。あそこならアガスティアの木が結界になって悪魔は近寄れない」
「この区域は凶悪な悪魔が多い。一度戻って、迂回することをおすすめします」
周囲を警戒していた久世が言う。迂回路を聞いた後、雪菜と棗が心配するのをよそに、高千穂は久世を伴って町の中心部へ向かって歩いていってしまった。
…………。
だからさ、こんなに長くなるならメインのほうに上げろよ、と思う自分。
しかし単発だし、手を抜いて書いてるし、ということでメインに上げるにも抵抗感を感じる……。
とにかく、
・葛さんのピンチにペルソナ発動させる葵さん
・葵さんのピンチにペルソナ発動させる葛さん
・未熟な若者四人のピンチを救い、大人の余裕を感じさせながらお兄様と久世さんにあの低音をハモらせて「ペルソナ」を言わせたかった
だけなんです。ごめんなさい。
これ、楽しんでくれた人とかいるのかなぁ(汗)
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